ブログトップ

山道歩き

trailwalk.exblog.jp

東海自然歩道 第4回 (京都 高雄 - 鞍馬)

東海自然歩道の続き.
今回はつらいコースであることは分かっていた.ヤマケイのガイドブック「東海自然歩道[関西周辺]」でも,大抵のコースは3段階評価で3が付いているのに,今回歩いた2コースは2つとも評価が2.実際,地図を見てもその評価は納得,全般に車道歩きの多い道程なのだ.だが,ここを歩かねばこの先が歩けない.秋の京都のいい時期を前に片付けてしまおうと決心した.始点と終点は有名な観光地なのが救いだ.
記録はヤマレコ

前回の終点である山城高雄にはJRバスで10時前に着いた.行程が東に進むに連れ,兵庫の家からだんだん遠くなってきた.
スタート地点から程なく到達するのが西明寺.
c0218468_22501492.jpg


西明寺を過ぎて,さっき乗ってきたバスの通りである国道に出る.ここから延々と国道歩き,しかも殆ど歩道がない.東海自然歩道車道だ.川沿いなのが,せめてもの救いなのだが,谷は深くせせらぎの音も殆ど聞こえない.
c0218468_2253353.jpg


途中に新しいトンネルが掘られて国道はその中を通るが,トンネル歩きはしんどいので車両進入禁止となった旧道を通る.しばし我が物顔で広い車道を歩く.東海自然歩道の道標も旧道に残されたままだ.
c0218468_2255119.jpg


1時間程度の国道歩きを経て菩提道入口という所に着く.ここでV字にターン,南東に進路をとる.菩提道は林道で車両は行き止まり.アスファルト舗装だが車が入ってこない分,だいぶマシだ.
c0218468_22562829.jpg


車道の終点から数分で上ノ水峠という鞍部を越える.眺望は殆ど無いが,やっと山道になったのが嬉しい.ここから集落に下るまで短時間だが山道歩きになる.
c0218468_22585328.jpg


坂尻という製材所が何軒もある集落を通り(このあたりの杉は北山材として有名),やがて古い町並みにでる.風情のある塀.
c0218468_2303817.jpg


何軒も寺院のあるエリアに出る.その中から光悦寺というお寺に少し顔を出す.
c0218468_2315364.jpg


光悦寺から少し東に行くと住宅街に出て進路を北に変える.
住宅街のど真ん中に東海自然歩道の地図がある奇妙な光景.新しい住宅地なので,きっと東海自然歩道の出来た頃はこんな感じではなかったはずだ.途中の公園で休憩,自販機で飲み物を仕入れる.
c0218468_2333473.jpg


行けども行けども住宅地.住宅地はどんどん北に進出しているらしく,結局1時間近く住宅地を歩いた.
c0218468_2343786.jpg


ようやく住宅地が尽きて鴨川沿いに出る.ここからまた国道歩き.こちらは幸い歩道がある.
c0218468_2372172.jpg


山幸橋というところで大きい道は右折し,左の車道に入る.
分岐にあった電光掲示板.えっ37度!? 見なきゃ良かった.
c0218468_237492.jpg


しばらく行くと大岩という分岐があり,そこから東に伸びる林道に入る.途中で林業の方々が休憩していた.
林道もやがて細くなり最後はちゃんとした山道になる.ひと頑張り登り切ったところに夜泣峠という鞍部がある.幼い親王が乳母と共に峠越えをした際,ここで夜泣きをしたのだが,お地蔵さんに願をかけたら泣き止んだという謂れがあるらしい.
c0218468_23102042.jpg


夜泣峠から山道を一気に下ると突然踏切に出る.東海自然歩道が踏切を渡るのは,西からたどるとここが初めてだ(今後の東海自然歩道の中には,何箇所か踏切があるようだ).
ここで大岩から30分余りの短い山道歩きは終わり,集落に出る.
c0218468_23151971.jpg


いい具合に年季の入った橋を渡ると,線路と並走する車道に出る.
c0218468_23173091.jpg


更に30分で,叡山電鉄終点の鞍馬駅に出る.折角なので,取り敢えずは鞍馬駅をスルーして鞍馬寺に詣でることにした.
c0218468_2318178.jpg


10人乗りくらいの可愛らしいケーブルカーで登り(片道100円),さらに階段を上がると本堂に出る.夕方のちょっと遅い時間だがまだ観光客が何人かいた.
c0218468_23193291.jpg


鞍馬天狗の柄の手ぬぐいをお土産屋さんで買い,鞍馬駅から叡山電鉄に乗る.兵庫方面に行くためには出町柳駅で京阪に乗換え,更に祇園四条で阪急に乗換える.四条の乗換えでちょっと寄り道をしてから帰路についた.
c0218468_23205374.jpg


車道歩きの長かった今回の区間,足が痛くなってきたり,ちょっとした課題も見えてきた.車道の長距離歩行には,おそらく街歩きとも山道歩きとも違う歩き方が必要なのかなと思う.
次回,大原を経て比叡山を越えると,長かった京都市内のルートが終わり,東海自然歩道は滋賀県へと突入する.
[PR]
by trail_walker | 2011-08-29 23:33 | 山行
<< 六甲山系 高取山(神撫山) REI Chrysalis UL >>