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山道歩き

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広帯域受信機 VR-150(ラジオ放送対応)

週末に悪天候が重なるパターンが続いていまいち山に行けていないので,更新が滞ってしまった.
雨の週末は第2の趣味となりつつあるアマチュア無線をいじって居る.

自分が使用しているハンディ無線機は,アマチュア無線用の周波数+α程度の受信しかできない.

広帯域の周波数を受信できる無線機も売られているが,送信性能を重視した選択だったので仕方ない.だが,他のアマチュア無線の周波数やラジオ放送などいろいろ聞いてみたくなり,ちょっと物足りなくなってきた.普段使いのラジオとしても免許不要な広帯域受信機(受信専用機)はお手軽だし,無線機の電波がちゃんと出ているかどうかの確認作業や衛星通信(送信と受信で使う周波数が違う)にはもう一台受信機が必要,といった広帯域受信対応の無線機1台ではできないメリットなどを視野に入れつつ,広帯域受信機を買うことにした.山用のラジオについてはラジオ付きICレコーダを使っていたが,山用ラジオも広帯域受信機に交代することも視野に入れた.
受信専用機とは言え,多くの機種はアマチュア無線のハンディ機とほとんど同じ値段がする.リチウムイオン電池を使った通勤ラジオのような薄型のものや,高性能な大型の物などいろいろあるが,そこそこのコンパクトさ,乾電池仕様(かつ,極力本数が少ない),電池寿命,そして価格を考慮して選んだ結果,STANDARD社製のVR-150という旧機種がまだ売られているのでそれを買うことにした.単三電池2本仕様,公称20時間という電池寿命ではピカイチの機種で,新機種よりも4割くらい安い(ちなみに新機種は電池が3本になってしまった).サイズについても,単四の通勤ラジオよりは大きいが,よくホームセンターなどに売られているような廉価な単三2本でロッドアンテナが付いたポケットラジオと同程度か,もう少し小さいくらい.
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受信帯域は0.1MHzから1300MHzでAM,FM形式のアナログ電波だ.標準電波(電波時計の電波)のような長波はぎりぎりで範囲外だが,AMラジオ放送,FMラジオ放送,短波ラジオ,アナログ地上波TVの音声,アマチュア無線のほぼすべてのバンドをカバーしている.鉄道無線や消防無線,自治体の防災無線も聞けるらしいがまだ聞いたことがない.電波形式はアナログだけだが,もちろん,チューニングはデジタル,ダイヤルの微調整は不要だ.電波が届く局の自動スキャンも出来る.
先日はISS(国際宇宙ステーション)と地上の小学校とのアマチュア無線の交信もこれで聞くことができた.
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アマチュア無線の無線機と同じでアンテナを交換できる.長いアンテナをつなげばそれなりの感度で受信できる.コネクタはBNC端子というやつだ(昔の高級なCRTモニタの接続端子に使われていたコネクタだ).ケーブルを伸ばしてその先にアンテナを繋ぐこともできる.アンテナを家の屋根の上に付けると遠くの放送まで聞こえる.
また,AM放送用には内蔵アンテナ,FM放送用にはイヤホンをアンテナ替わりに使うこともできる.つまりラジオだけを聞くならばアンテナは外してしまっても良いので,ポケットにいれやすい.
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本体は簡易的な防水使用になっている.付属のアンテナは防水対応だが,アンテナを交換する場合は要注意.ボディはグラスファイバー入りプラスティックで頑丈だ.裏蓋を開けると単三電池が2本入る.蓋のロックもしっかりしたものだ.
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やっぱりラジオや無線機はこの手のレザーケースに入れておじさんっぽい雰囲気を出してこそ味があるっていうものだ.
そしてイヤホンもレトロなこれ.決してカナル型やネックフォンなど今風なものを繋いではいけない(笑)
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ラジオの受信性能はアンテナ次第だが,内蔵アンテナを使ったAM放送受信についてはラジオ専用機の方がちょっと綺麗に聞こえるきがした.ラジオ放送用に特化したフィルタ処理とかやっているのかな?

電池の寿命については,ラジオをずっと聞きっぱなしにした場合,正確に測ってはいないが20時間以上聞けているとおもう(eneloop白).ただ,20時間というのは広帯域受信機にしては長寿命だが通勤ラジオと比べると半分くらいだ.エリアを選択して簡単に局の一覧が出てくるような便利機能などはなく,ラジオとして考えたら専用機には劣る.しかし,防災無線から何から何でも受信できる(慣れは必要だが)という安心感は,山に持って行くにもよいかなと思う.それに簡易防水という点も,水気に気を使わなくて済むので良い.
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by trail_walker | 2011-06-28 21:22 | 山道具(小物・その他)
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