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山道歩き

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KAVU "SYNTHETIC STRAPVISOR"

またまた暑さにちなんだ話.
日差しの強い暑い日は帽子をかぶろうというのは子供の頃からよく言われることだが,普通の生地の帽子はもちろん,メッシュ生地の帽子でも頭が汗でビッショリになってしまう.麦わら帽子は比較的風が通る方だが樹の枝ですぐ孔が空きそうだし山にかぶって行くには躊躇される.いっそ帽子なんてない方がいいのかなとも思うが,強い日差しのもとでは汗はあっという間に乾いてしまうものの,顔に日差しが照って眩しい.
こんな時に実はとてもいいのが「笠」で,頭から少し離れたところに面が来るので風が良く通り,日差しはもちろん雨もかなり防げる(ただし,樹の枝にぶつかるとガサガサという音がパラボラで耳のあたりに集約されて,ちょっとビックリする).渓流釣りの際には人にも会わないし,よく使っていた.笠をかぶって峠を越えれば気分はさながら渡世人,というのも楽しいかもしれないが,山旅だけでなく江戸時代から時空も旅してしまったみたいだし,それにハットの鍔と違ってかなり剛性があって風を受けやすい形なので尾根では風に煽られそうだ.
で,まあ前置きが長くなったがそんな感じで選択肢が絞られてくると残るのがサンバイザー.プロゴルファーかキテレツみたいでアレだなと思っていたが,トレランの人も被っているのをよく見る.汗がすぐ乾く一方で鍔で日差しを避けることができるし,いい選択なんだろうと思い買ってみた.カブーのシンセティック ストラップ バイザー.A&Fストアのセールで随分と値引きされていた.

カブーといえば厚手の綿布だが,最近は化繊製品を揃えている.鮮やかな色使いのものもあったが,自転車通勤でも被ろうと思い,落ち着いた色のものを選んだ.
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カブーの帽子といえば鉢巻状に付いたこのストラップ.カブーの普通の帽子にも付いているが,デザインアクセントだけでなくフィット感の向上に寄与している.
実は自分は頭がでかい.周囲が63cmくらい.フリーサイズとして売られている帽子は入った試しがない.以前,サイズがシビアな革の帽子を買ったときにはXXLになってしまった.で,このサンバイザーはストラップを最大まで伸ばしてギリギリ大丈夫だった.ストラップの先端にはループが付いていて,自分には無用だが,ストラップを短くして使った場合もブラブラしないようになっている.
足だけは幅広でも甲高でもなく靴ではあまり苦労したことはないが,腕は長いし頭はデカく,ワイシャツと帽子を買うときは苦労する.
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とりあえず被って出かけてみたが,普通の帽子よりはだいぶ蒸れないで良さそうだ.
by trail_walker | 2010-07-20 22:43 | 山道具(衣料・靴)
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