宿泊山行のときに使う照明器具について,ガスランタンは明るくて温かく,モデルによってはそんなにかさ張らず,ストーブのガスカートリッジと兼用できていいのだが,自分はガソリンストーブを持っていくことも多いのでそのメリットもなく,いつもガスランタンは使わない.ましてや大きいガソリンランタンは持っていけない(幻の
SVEAライトが発売されていたら今頃愛用していたと思うが...).なので,もっぱらキャンドルランタンか
電池の改造ランタンを持っていく事が多い.夏は電池のランタンだが,冬は,寒い日は手焙としても使えるしキャンドルランタンを持っていく.
Northern lightsがなくなった今,キャンドルランタンといえば今はUCOだ.そのUCOのラインナップの
オリジナル,
ミニに加えて
マイクロが登場した.早速入手.
いきなり分解した写真でアレだが,こんな感じ.短い!これを見たとき
マンチカンを連想した.
タブキャンドル(ティーキャンドル)を使う.予備のキャンドルが1つ下段に入る仕掛けだ.燃焼時間は4時間程度でオリジナルランタンに使うような長いキャンドルと比べるとずっと短いので,この配慮は嬉しい.
色は赤だけでなく橙,黄,青,紫,緑があるが,一番温かみのある赤にした.シルバーやブラスがあればそちらが良かったが...
手持ちのランタンと比較.奥の濃赤がNorthern lights,右の青いのがチロルランタン.
タブキャンドルのランタンといえば,チロルランタンの様に伸縮式ではないのが当たり前だが,このミニは伸縮式で随分と小さくなる.チロルランタンより小さいランタンは出ないだろうと思っていたが,まさかの小型ランタンの登場だ.
早速点灯してみた.妙に炎と蓋が近いのが気になるが,どのみちヤケドするほど熱くなるので問題ないだろう.他のランタンと比べて,背が低くなり,足元もしっかりしているので安定性がぐっと良くなった.テントで使うには嬉しいポイントだ.
雪丘のオイルランタンを入れてみてもいいかもなぁ.