日本気象協会が販売している
携帯型熱中症計.昨年初夏に発表した際にはオンラインショップでの発売開始後にすぐに売切れてしまい,入手し損なったままでいた.
その後夏が過ぎてすっかり忘れていたが,先日になって日本気象協会のオンラインショップから姉妹品の
携帯型風邪指標計が出たという連絡がきた.そのメールによると熱中症計の方も入荷しているとのこと.まあ,季節柄を考えれば風邪指標計を買うべきところだがあえて熱中症計を買った.と言うのも,夏に買えなかったという因縁もあるが,かつて何度か夏の低山で軽い熱中症と思われる目眩に見舞われたことがあったからだ.そのときは水分は充分に取っていたのだが,どうやら塩分不足だったようで食塩をなめたらしばらくして治った.
開封の儀.クロネコで届いた.価格は1050円+送料630円.
底部の銀色のボタンを押すと温度(セ氏),湿度(相対湿度)が液晶画面に10秒間だけ表示されるとともに,画面上のLEDライトで熱中症の警戒度を5段階で示してくれる.日本気象協会の独自の方法によりISOに定められる熱中症指標(WBGT)を計算して警戒度を定めているようだ.
無印良品の小型温湿度計(左)と比較してみたが,だいたい同じ値となっている.
買う前は,ストップウォッチくらいの大きさをイメージしていたが,届いてみると実際はそれより一回り小さい.
裏には日本気象協会の名前がプリントされている.また,電池ケースの蓋が裏にある.電池はボタン電池CR2032である.
側面にはスライドスイッチが付いていて,ボタンを押したときに危険度が高いとなる警報ブザーのオンオフができる.
熱中症の予防というのもさることながら,携帯用のデジタル温湿度計が千円ちょっとで手に入るなら結構お得なような気がする.